◆そういえば、OpenAIがCerebrasのWSEを導入したという記事を、先月の中頃に読んだ気がするが、OpenAIのCodex(GPT-5.3-Codex-Spark)をCerebras上に構築したという記事が出ている。NVIDIA以外のハードで動作するモデルとしては初めてとのこと。コードの生成速度は、1000トークン/秒(TPS)らしい。参考の比較として、AnthropicのClaude Opus4.6で68.2TPSと書いてあった。他のモデルをCerebrasに載せた例では、MetaのLlama 3.1 70Bモデルで2100TPS、OpenAIのgpt-oss-120Bモデルで3000TPSという数字が載っていた。たしかに数字だけ見ると、OpenAIのCodexは、モデルの中では重たいのかもしれない。その一方で、それを動かすCerebrasがすごいといことかもしれないが。ウェハスケールエンジン(WSE)というだけあって、やはりAIチップは大きさが性能だということを再認識せざるをえないと思った。
生成AIがソフトウェア業界に与える影響について、AWSのマット・ガーマンCEOの発言が注目されているようだ。コード生成が強力すぎて、ソフトを開発する会社が不要になるとか、SaaSが終わるなどの懸念が出ており、実際にSalesForceなどのSaaS関連株が低調らしい。Xの投稿を見ていても、ソフトハウス業界は追い詰められるといった投稿を目にする。AWSのCEOの発言は、これらの懸念に対して恐怖感が誇張されているという内容のようだ。先日のシスコAIサミットでもNVIDIAのジェンスン・フアンが、ソフトウェア業界の見通しは明るいと発言していたと思う。業界としては、少しヒステリックな状況にあるのかもしれない。たしかに、生成AIによって、SaaSから自社(オンプレ)でのソフト開発への移動や、パーソナルなコーディングが盛んになる部分はあると思うが、クラウドが衰退することは考えにくい。むしろクラウドというプラットフォームは、人類の人口増加とともにまだ広がるので、ソフトウェア開発の需要の増加はこれからが本番だと思う。1980年代にパソコンが出てきたときに「ソフトウェアクライシス」と言われていたと思うが、いままでずっとソフト屋さんは足らなかったし、プログラム言語が難しくてコード書く人は増えにくかったと思う。ソフト開発のノウハウが価値を持つのは、むしろこれからが本番だと思った方がよい。
AWSでもう一つ。ワシントン州にAWSが主導でデータセンターを建設するという記事が出ていた。港の近くで原発とも電力契約をしているそうだ。確認してないが、海底ケーブルが上陸する地点かもしれない。
LSIの話題も少し。先月の月末辺りにアップルのM5無印はインテルで製造するのではないか、という記事を読んだ気がするが、M5pro/maxはTSMCのSoICパッケージング技術でCPUとGPUを分離してチップレット化するのではないとの記事が出ているようだ。最近は大型GPUも、IOを切り離してチップレット化する動きもあるし、XPUというと、ほとんどがチップレット化しているのではないだろうか。記事の中では、QualcommのSnapdragon X2 Eliteについて、まだチップレット化していない例として挙げていた。
ちょっと変わった話題だが、日本のPayPayが、NYSE(ニューヨーク証券取引所)のナスダックに上場するらしい。IPOの準備中だとか。昨年から準備を進めていたらしいが、例の予算不足で政府機関が閉鎖したりして、今になっているらしい。銘柄のシンボルはPAYPになるとのこと。
今朝はそこまで冷え込まず、昨日よりはすっと起きれた気がする。週末で気持ちが軽くなったこともあるかもしれない。今日は13日の金曜日。13が縁起悪いのはわかるが、金曜は縁起悪いんだろうか。
午前中は小さめの仕事を片付けていく。頭を使う作業は午後に回すことにした。手離れがいいものからさばいて後に渡す。午後にじっくり考えた仕事は、残業時間に相手先に投げて週末に入る。鬼だ。
それほど残業しなくて済んだので、帰宅して買い物へ。コーヒー豆がギリギリなのに買わなかったのは、ちょっと失敗だったかもしれない。明日また買いに行こう。晩ごはんのあと、0時からウェビナーと思っていたら、1時間遅れていて1時からだった。