◆そういえば、インテルのNova Lakeに搭載されているNPU6の性能は、74TOPSになるらしい。NPUの世代で見ると、Panther LakeのNPU5は50TOPSなので約1.5倍の性能となる。その前のNPU4はLunar Lakeに搭載されており48TOPSとのこと。もう一つ前のNPU3はArrow Lakeに搭載されていて13TOPSらしい。1月のCESでPanther Lakeが出たが、どうもデスクトップ版は無いようだ。Luna Lakeもノート用なので、26年上期のデスクトップにはArrow Lake リフレッシュが準備されているようだが、NPUは13TOPSのままという記事が出ていた。年末にはNova Lakeが出るので、NPUの性能としては5.7倍の開きがある。Windows+Copilotで40TOPSの性能が必要と言われているが、AI PCを考えている人はArrow Lake リフレッシュは少し考えた方が良いのかもしれない。(NPU4と5は性能がほぼ同じだが、面積効率が違うとのこと)
インテル関連でもうひとつ。イスラエルのタワーセミコンダクタがインテルのニューメキシコにあるFab11Xを使ってシリコンフォトニクス用デバイスの製造を行う計画だったが、これが破棄になったらしい。それがどうしたかというと、タワーセミコンダクタは、その製造計画を日本で行うそうだ。富山に工場(TPSCoのFab7)があるらしい。シリコンフォトニクスはAIデータセンター向けで、今後の需要増が見込まれている。
サムスンがHBM4の量産出荷を開始したらしい。NVIDIAに納入するのは初めてとのこと。SKハイニクスはサンプル出荷は速かったが、量産出荷はまだのようだ。
サムスンでもう一つ。スマートフォン向け次期CPU Exynos 2600(サムスン 2nm)が、ArmのSME2に対応するらしい。対抗のQualcommのSnapdragon 8 Elite Gen 5 はSMEだったような気がする。
NVIDIAのGPU RTX 6000 PROには96GBのGDDR7が載っているが、中国には84GB搭載のRTX 6000Dというのがあるらしい。GDDR7は一つ3GBで、使用個数がそれぞれ32個と28個ということになる。また、6000Dの方がバス幅が狭くシェーダも少ないようだ。チップはどちらもBlackwellベースとなる。旧世代のH200を中国が輸入したかどうかというところに、現役のBlackwellがもう入っているのは、メモリにHBMを使わず、GDDRにしたからではないかと思われる。つまり、NVIDIAが、最初から中国輸出が可能な仕様にしておいたということだろう。
次はAMDの話題。リサーチ会社によると、25年4Qのサーバー分野全体の売り上げに占める、AMDの売上が41.3%で4割を越えたらしい。3Qが39.5%だったので時間の問題だったかもしれない。サーバーのCPUユニットのシェアとしては28.8%で約3割となっている。デスクトップ分野では、売り上げのシェアは42.6%でこちらも4割越え。CPUシェアが36.4%となっている。サーバーもデスクトップも、業界全体の売上の4割はAMDということになる。
日本の話題で、ラピダスが2027年にウェハ月産6000枚を予定しているとの記事が出ている。2028年には月産25,000枚、最終的には月産60,000枚との記事もある。2026年は2nm世代が世の中に出る年なので、いよいよ本番というところか。40nm以降はファブがどんどん減ってきたが、2nmになってTSMC、インテル、サムスンにラピダスが加わった。そのタイミングでAI半導体の需要が急増しており、いい風が吹いていると思う。
昨日、書いた富士通のサーバー国内製造について、プレスリリースが出たようだ。国内の報道も増えている。昨日見た記事はNIKKEI ASIAで海外版だったので、ちょっと早かったようだ。AIサーバーの正体は、FUJITSU-MONAKAのサーバー製造と、NVIDIA B300 とRTX 6000 PROを用いたGPUサーバーらしい。FUJITSU-MONAKAは、富岳のA64FX(TSMC 7nm)と同じくArmアーキテクチャを採用している。
朝起きた瞬間に空気がまだ冷たかった。春の気配が近づいているはずだが。
休み明けの職場は容赦なく忙しい。というか、休み前に整理しておいたおかげなのでスタートダッシュして当たり前ではある。淡々とこなしていく。
気がつけば残業がそこそこ遅くなっていて、帰宅してから慌てて豚肉とピーマンを炒めて晩ごはん。明日は買い物に行かないと。