そういえば、NVIDIAが、スタートアップのThinking Machine Labと提携したとの記事が出ている。同社はOpeAIからのスピンアウトのようで、完全自律型とは異なる、人間と協働するタイプのAI開発に注力していくとのこと。額は明かされていないがNVIDIAからの投資も受けているらしい。詳細は不明だが、1GWのVera Rubinデータセンターを構築する予定のようだ。
NIVIDIAつながりでもうひとつ。サステナビリティマガジン社とAWSとNVIDIAで、企業経営者を招いた会議が開催されたとの記事が出ている。気候変動がインフラやサプライチェーンに与える影響をAIモデルを使って予測することで、ビジネスのリスクを回避することが議論されたようだ。クラウドはAWSで、AIモデルはNVIDIAのEarth-2で行うことを想定していると思われる。Earth-2は1月の下旬にリリースが始まっていたと思う。気候変動による地域経済への影響をどう回避するか、企業が個々に意思決定できる環境を構築することで、ビジネス上のニーズにつなげる狙いがあると思われる。たしかに、気象予測だけだと公共用途にとどまるので、ビジネス的な広がりに欠けるような気もしていた。リスク予測と回避策の策定と企業業績への影響予測まで一貫して計算できるようになると、企業のニーズにつながると思う。企業版サイバー・フィジカル・システムズといったところか。
次にAWSつながり。AWSが欧州で、Eviden社の外部鍵管理システム(KMS)を導入したとの記事が出ている。AWS欧州ソブリンクラウドの機能のひとつらしい。Eviden社はAtosの子会社。AtosはフランスのITで、スーパーコンピューターも扱っている。(スパコン部門は昔はBullと言っていたと思う) KMSでは、クラウド上にマスターキーを保存しないことでセキュリティ向上しているとのこと。
最後にインテル関連。インテルのOptaneメモリに関するオープンソースプロジェクトが、アーカイブされたようだ。Optaneメモリのハードウェアからは、2022年くらいに撤退していたと思う。(共同開発していたマイクロンはその前年に撤退だったような) Optaneは記憶素子にカルコゲナイド系の相変化材料を使ったメモリで、PCM(Phase Change Memory)という単語が当時の記事に多く見られた。メモリの構造が2層の縦横の配線の交点に記憶素子を形成する形で、理解しやすかった。インテルとマイクロンとしては、DRAMとフラッシュのメモリ階層のギャップを埋める、と意気込んでいたと思う。あのころは似たような構造で、RRAMとかMRAMとか出ていたと思うが、産業的に残っているのはMRAM(TSMCで製造可能)だけではないかと思う。
今日の朝はしんと冷えていた。都心では雪が降ったらしい。3月も中旬に入ったのに真冬みたいな空気で、思わず肩をすくめながらコーヒーを飲んだ。
午前も午後も細かい割り込み仕事がちょこちょこ入ってきたけれど、考える系の作業をなんとか進めていく。ようやくひと山越えた。
残業したが、コーヒー豆が切れていることに気づいて買いに出た。商店街の飲み屋は火曜なのに意外と人が多かった。そういえば送迎会シーズンなんだな、とぼんやり思いながら帰宅した。