2026年1月2日 映像で旅する東京

ところで、年末の「映像の世紀・バタフライエフェクト」をNHKプラスで見た。東京の懐かしい風景がいろんな映画の断片から拾われていた。私自身は、東京に来たのが平成に入ってからなので、昭和のころの映像は、子供のころテレビで見た懐かしい体験として思い出された。逆に平成のバブル崩壊以降の映像は、そういやあ、あんな感じだったな、と体感として思い出された。

平成の最初の方は、まだ世間にインターネットは来ていなかったし、スマホどころかケータイも無く、私たちより下の世代がポケベルを操っていた。いまはもう、昔はどうやって人と待ち合わせをしていたのかすら、思い出せない。スマホも持たずに待合せ出来ていたのが不思議ですらある。昔はみんな超能力者だったのだろうか。

 

今日から一段と寒くて、朝起きた瞬間から空気が冷蔵庫の中みたいな冷え方になっていた。布団から出るのに少し気合がいる感じで、正月二日目の朝は、静けさと冷気だけがやたら主張してくる時間だった。

 

今朝見た夢が初夢になるはずなのに、内容がきれいに抜け落ちているのが少し惜しい気もする。起きた直後には何か覚えていたような気配だけがあって、手を伸ばしたらほどけて消えていったような感覚だった。まあ、忘れるくらいなら大した吉凶でもなかったのかもしれない。

 

近所の商店街をふらっと歩いてみたら、人通りは相変わらずまばらで、通り全体がひっそりしていた。開いている店も少なくて、シャッターの並ぶ景色の中を、ゆるい正月の空気だけが漂っている感じだった。普段は雑多な音であふれている場所が静まると、同じ道なのに少しよそよそしく見える。

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